自分の体臭を確かめる3つの方法、ワキガのセルフチェックについても
嫌なニオイがしているかも?
そう思っても、体臭はなかなか自分ではわかりにくいものです。
そこで今回は、自分の体臭を確かめる方法を3つ紹介いたします。
自分の体臭を確かめる3つの方法
体全体の臭いを確かめる
体全体から臭いを発している場合、普段の生活の中で自分で気づくのは難しいのですが、簡単なチェック方法で気づくことができる場合があります。
その方法というのは、まず一日身につけていた衣服を、お風呂に入る前にビニール袋にすべて入れてください。たくさん汗をかいた日のほうが臭いが強くついている可能性が高いの好ましいです。
次に、お風呂に入ってキレイに体を洗います。せっけんやボディーソープをつかって、丁寧に洗いましょう。ほのかにいい匂いがするということを実感できる程度の香りがするものがおすすめです。
全身をキレイに洗ったら、お風呂に入る前に袋に入れた衣服を、思いっきり嗅いでみてください。
自分で嗅いでみて、不快な臭いだったり、ちょっと臭うなと思うようでしたら、あなたの周りの人は、あなたの体臭がきついと思っているかもしれません。
口臭を確かめる
口臭は、寝起きや食事をしたあとは、きつくなりがちですが、体臭と同じで自分で気づくのはなかなか難しいです。
とくに、普段からタバコを吸ったり、コーヒーやお酒、キムチやにんにくなど、臭いが強いものを好んで食べる場合、注意が必要です。
また、のどがかわいているときに、口の中がべっとりとするような感覚があったり、粘っこいような感覚がなんどもあるようでしたら、唾液の量が減っていることで、口の中の雑菌が増えてしまっている可能性があります。このような兆候が見られる場合は、特に注意しましょう。
歯周病や虫歯がある場合も、臭いの原因となります。
口臭は簡単にチェックすることができますので、どれか1つでも当てはまるようでしたら、確かめてみてください。
方法は2つあり、1つ目は歯間ブラシや爪楊枝で歯と歯の間の歯垢を取り、その臭いを嗅いでみるという方法で、2つ目は、ビニール袋に思いっきり息を吹き込んでから閉じ込めて、閉じ込めた息を一気に嗅ぐという方法です。
足の臭いを確かめる
足が臭い人は、なんとなく自分でもわかっているのではないでしょうか?
なぜなら、足のが臭い人というのは、脱いだ靴を嗅いでみればすぐにわかるからです。
自分の臭いに慣れてしまっているということも考えられますが、なんとなく臭いかなと思ったら、思い切って誰かに聞いてみてください。
家族だと、それとなく本当のことを言ってくれると思います。
ただし、家族に聞くのも恥ずかしくて、本当に自分でもわからないという場合は、一日中歩きまわったあとの靴を抜いて、袋に入れてから、お風呂に入ったあとに嗅いでみてください。
少しでも不快な臭いがした場合は、足元の臭いが体臭になっている可能性があります。
自分でワキガかどうかを確かめる方法
ワキガの人は、ワキガじゃない人からすると、すぐにわかるほど強烈な臭いを発しています。
でも、自分で気づくのは難しいですよね。
本人には自覚がないため、親が子供にワキガのことを伝えても、なかなか信じずに受け入れてもらえないという話もよく耳にします。
たしかに人から言われても、自分ではわからないので、簡単に信じられるものではありませんし、信じたくもありませんよね。
そこで、もしかしたらワキガかも?という判断基準が3つありますので、1でも当てはまるものがあれば、最後に紹介する簡単チェックをおこなってみてください。
1つ目は、親戚や家族などにワキガの人がいるかどうかです。
ワキガは遺伝すると言われているため、一族の中に1人でもいれば、あなたがワキガであるという可能性が出てきます。
2つ目は、わき毛に白い粉のようなものが付着していないかどうかです。
普段から、わき毛に白い粉がついているようでしたら、それはワキガ体質の人によくみられる結晶化したアポクリン腺からの分泌物かもしれません。
3つ目は、ワキ汗が黄ばんでいるかどうかです。
ワキガではない人の汗よりも、ワキガの人の汗は、少し粘り気があり、リポフスチンや鉄分などを含んでいるため、汗ジミがやや黄色くなります。黄色くなったシミが、制汗剤によるものでなければ、注意しましょう。
以上の3つに当てはまった場合は、次の方法でワキガかどうかを確かめてみてください。
まずは、少し汗をかいた状態のワキにティッシュをはさんで、ティッシュを少し湿らせてください。
そして、そのティッシュを袋の中にいれた、1時間以上放置します。できれば、この間にお風呂に入りましょう。
1時間以上経過したら、その袋を思いっきり嗅ぎます。
もし不快な臭いがするようでしたら、ワキガの可能性がありますので、家族や周囲の人の言うことを聞いてみてください。