男の乾燥肌を引き起こす５つの原因

肌がカサカサしてしまう乾燥肌。ひどくなると、かゆみが出てしまうこともあります。

空気が乾燥する冬だけの悩みであればまだしも、1年中乾燥肌に悩まされている男性も少なくないでしょう。

そこで今回は、男の乾燥肌を引き起こしてしまう原因について見ていきます。

乾燥肌の原因

加齢

男の乾燥肌の原因には加齢による皮脂分泌が大きく関係しています。

女性より皮脂分泌が多いので本来は乾燥しにくいですが、加齢によって皮脂は減少してきます。

スキンケアの法法は変えていなくても、乾燥肌に傾いてしまうケースはあるのです。

それゆえ今現在は問題のない状態であっても、3年後や5年後の肌がどうなるかはわかりません。

加齢の影響は体質的な問題になりますので、完璧に抑えることは難しいでしょう。

ただ何もしないとますます乾燥するので、保湿ケアを重点的に行いましょう。また男用のクリームを使用して乾燥から肌を守ることが大切になります。

紫外線

乾燥には紫外線も大きく関係しており、転職を機に肌が乾燥するようになる人もいます。

例えばデスクワークから外回りの営業職に転職した人は、紫外線をより多く浴びるようになるでしょう。紫外線は肌から水分を奪ってしまいますし、バリア機能を低下させる原因にもなります。

バリア機能が正常に働かなくなれば、急激に乾燥肌を促進してしまうでしょう。乾燥しない肌を実現するためにも、普段から日焼け止めクリームを使用する対策が必要です。

紫外線は晴天はもちろん曇天のときも発していますので、毎日日焼け止めを使うのが好ましいです。

ストレス

ストレスも男の乾燥肌の原因になるので注意してください。

仕事のストレスは身体のバランスを崩す原因になりますので、ストレス対策はしっかりと行いましょう。

寝不足が続いているとストレスが非常に溜まりやすい状態になるので、早寝早起きを意識する必要があります。

心身のバランスが崩れてしまうと、肌のバランスも悪くなってしまうのです。

なんとなく肌の調子が不安定になったと感じる場合は、心身に問題があるのかもしれません。

特に心の状態は肌に直結しますので、早寝早起きをしたりリラクゼーションマッサージを受けるなどして対処しましょう。

冷暖房器具の使いすぎ

冷暖房器具の使いすぎも乾燥を招くので、加湿器で加湿するなどの工夫が必要です。

肌が乾燥しすぎると皮脂分泌が増えて、オイリーな状態を招くこともあります。

乾燥とオイリーが混合した混合肌になってしまう人もおり、肌がベタつくのにバリア機能は低いという状態になっています。

バリア機能を高めるためには正常肌に整えていく必要があるのです。

正常肌は肌本来の状態であり、最も強くバリア機能が発揮されます。

乾燥した状態が長く続いているようですと、肌が繊細になってしまう可能性があります。

バリア機能を十分に発揮させるためにも、乾燥した状態はくれぐれも避けてください。

毎日のシェービング

毎日シェービングをしている男性は、それだけで乾燥肌を招く原因になります。

シェービングは男の身だしなみとして必要ですが、肌を乾燥させるのは間違いありません。

かゆみを感じる場合は乾燥が関係していることが多いので、入念な保湿ケアをしておきましょう。

十分にうるおいを与えておけばほとんどの肌トラブルは防ぐことができます。

保湿対策を忘れてしまいがちな人の特徴は混合肌の状態にある人です。

乾燥しているけどオイリーでもある人は、オイリー肌だから乾燥することがないと考えてしまうことが多いです。

洗顔後は皮脂が除去されますので、非常に乾燥しやすい状態になっています。

男が化粧水を使用するのはカッコ悪いと思うかもしれませんが、洗顔後に放置しておくと乾燥肌になりやすいです。

紫外線をまともに受けてしまい、ダメージが深部に到達してしまいます。

ダメージに負けない肌を実現するためにも、洗顔後の保湿対策は徹底してください。

保湿が入念に行われていればバリア機能が正常に発揮されますので、ほとんどの肌トラブルは予防できます。

乾燥を防ぐことは敏感肌に傾くのを防ぐことにもなるのです。